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山口市 木に囲まれて暮らす家

| 新築, 施工実績

山口市にて、約25坪の新築平屋住宅が完成しました。2021年に施主様より「所有している山林の木を伐採して、その木で家をつくりたい」とのご依頼をいただきまして、計画を進めてきました。山口市天花の山から桧・杉を伐採し、徳地の森永製材さんの協力で天然乾燥、製材を行いました。土台や柱や梁などの構造材に留まらず、下地材、屋根の野地板、外壁板、造作材、フローリングなど、木造住宅で使用する木材は全て施主様の山の木でつくりました。

建物はLDKと和室・洋室が1部屋づつのコンパクトな平屋です。室外、室内ともに、自分の山でとれた材木を可能な限り仕上げ材として利用しています。建設地は準防火地域なのですが、軒天を厚い杉板にし、外壁杉板の下地に鉄板を張ることで、防火対策を行い木材仕上げの外観を実現しています。室内は、杉の天井板、桧のフローリング、漆喰塗りの壁で仕上げた自然素材の空間です。暖房器具も薪ストーブとしまして、木に囲まれて暮らす家をつくりました。

 

外壁は杉板+押縁、屋根は駐車スペースも含めて1面の片流れ屋根で構成しています。雨樋を設けずに、軒先に玉砂利を入れた側溝で雨を受けています。

 

LDKには土間を設けて、薪ストーブを設置しています。構造材は全て化粧現しとし、ボルトが見える部分には化粧座金を使いました。床は30㎜厚の桧です。

 

屋根の勾配をそのまま天井にしています。屋根の杉野地板が天井仕上げになり、母屋や垂木も全て現しです。天井が高くなるので、梁材などに配線レールを設置して照明を計画しています。

 

リビングの北側には6帖の和室を設けています。通常は3枚引戸を全開して、リビングと一体で使用します。

 

寝室の様子です。この部屋だけは、床材を杉板にしています。

 

寝室に隣接したクローゼット。

脱衣室。洗面台は定番の造作洗面台です。

 

薪ストーブは日本製。株式会社岡本:AGNI-CCです。

 

伐採した中で残っていた桧材を使ってテーブルの天板もつくりました。同じ産地の桧が家の雰囲気によく似合います。

 

天花の山。家の木の伐採前の様子です。この樹木が家を構成する木材に変わりました。

 

製材していただいた森永製材さんの様子です。様々な方々の協力で実現したプロジェクトになりました。携わっていただいた皆様に感謝いたします。