長門市 築50年古民家リノベーション
長門市にて古民家リノベーションを行いました。築50年の木造2階建て住宅です。かなりコストを抑えた上での改修計画でしたが、大きく間仕切りを変える部分はLDKのみとして、個室などはできるだけ既存壁などを利用して内装を一新することにしました。その上で全面的に断熱改修を行い、断熱性能を大きく向上させています。下屋部分にリビングを配置して、天井を高く小屋組みを見せたり、既存出窓部分を利用して、大きなキッチン家具をつくるなど、元の建物の特性を引き出して空間を構成しました。
・断熱性能 【既存UA値】3.80W/㎡K →【改修後UA値】0.65W/㎡K
外観。窓や玄関引戸は全て新しくしています。外壁は塗装して一新しました。
3つの部屋の間仕切り壁を撤去して、LDK空間をつくりました。
リビングの天井を勾配天井にして、梁をあらわしにした上で造作ペンダント照明を設置しています。
キッチンの背面家具は既存の出窓部を利用して広々とつくりました。
玄関も造作収納家具を製作しました。
改修前の様子。床が抜けそうになっていました。
工事中の様子。土壁を残した上で断熱材を施工しています。