長門市 古民家リノベーション 完成しました。
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8月から工事を始めた長門市の住宅改修工事が完了し、先日お引越しを行いました。コストをおさえながらの全面改修を検討する上で、屋根や外壁、柱・梁など、利用できる素材はそのまま利用した上で、外部・内部ともに刷新しています。
既存の居間・台所・洋室を一続きにして、広いLDKをつくりました。居間の上部は2階が乗っていなかったので、小屋組を見せるような勾配天井として、さらに開放感のある空間にしました。キッチン背面の出窓を利用し、造作収納と一体とした広々した家電収納兼作業台をつくりました。仕切られていた既存の台所は昼間でも暗い状態でしたが、日当りの良い明るい空間を実現することができました。
LDK以外は大きく間仕切を変えていませんが、建具を引戸に変えたり、造作収納をつくることで、暮らしやすい住環境にリノベーションしています。
元々無断熱で、冬は寒さをがまんしながらの暮らしでした。今回の改修工事で、天井・壁・床の全面断熱工事を行っております。
外部も全面的に改修しました。建物の形は変わっていませんが、窓の入替に合わせ外部に杉板を貼り、端正でシックな外観になりました。
完成した住まいの姿に、施主様からは「想像以上に良くなりました。お正月に集まる親戚の方々も驚くと思います。」とのお言葉をいただきました。空間は広々となりましたが、今年の冬は暖かく暮らしていただけると思います。住み継いだ大切な住まいの改修を手掛けさせていただきましたことを感謝いたします。