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下関今浦町の家④ 構造補強

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今浦町の家では解体後の構造補強工事が進んでいます。経年劣化の上にシロアリの被害が大きい既存の木構造に新しいプランに合わせて補強材を納めています。

既存の梁をジャッキで支えながら補強梁・柱を納めていきます。建物の傾きも大きいので、土台・柱を水平・垂直に納めて、今後の造作工事のレベルも決めていきます(画像1枚目)。

柱はヒノキ材を使用。強さ・堅さ・シロアリ対策など、流通性も含めて構造材に最適と考えています。

補強用の柱をそのまま仕上に現す部分もあります。節の無い材料を用意して、仕上の位置を決めて仕口の加工を行います。

解体して既存の構造体が現れた状態をみると、構造的に不安な部分だらけでしたが、一つ柱を納めるたびに家が強くなっていくのが実感できます。ようやく木工事がスタートしました。