地震がありました。（熊本：震度7）
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夜も静まってきた21時30分頃、携帯電話が急に鳴り出しました。地震警報のアラームでした。その１分後くらいに山口市でも軽い揺れを感じました。中国地方は比較的地震が少ないので、慣れない地震に少し戸惑いながら、下関市の現場のことを気に掛けましたが問題ない様子です。耐震性のほとんどない古民家の改修工事でしたので、耐震補強をした後で良かったなと思う一時です。平穏な日々では重要さを感じませんが、いつ来るか分からない自然災害に対して、きちんと構造計算されたかたちで耐震工事をした建築は安心度が違うなと改めて感じました。
1枚目画像は一か月前の様子です。
筋交い、構造用合板で高倍率に補強された耐力壁です。
建物外周部で壁になる部分は構造用合板でがっちりと補強しています。
２階も同様に構造用合板で補強。床面にも合板を張り、２階の応力をきちんと１階の基礎まで伝えられるようにしています。
現段階では熊本で倒壊した建物があるか分かりませんが、古い住宅の改修を考えるときには耐震についても必ず考えるべきと改めて考えさせられます。