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下関今浦町の家①

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新しい工事が始まりました。
昔は店舗として使われていた建物です。長屋になっていて、隣の住宅と壁を共有しています。築120年を超えているそうです。4人家族が暮す住宅に全面改修をこれから行います。

1階の様子。建物の間口が狭いので部屋の広さも限られています。また天井がかなり低いです。

2階の様子。天井高さ2m足らずでした。

大改修に向けて、解体開始です。

2階の壁、天井を解体しました。小屋組は調査時に確認していましたが、立派な梁材が現れました。

月日を経た木造建築なので、シロアリの被害がかなり大きいです。土台や柱、2階床梁まで大きく欠損していました。これらの部材は構造的に頼らずに新しい材料を使って補強計画をたてることになります。

1階も壁、天井を解体撤去しています。柱も傾いていて頼りないので、早く構造補強工事にかかりたいと思います。