島根県吉賀町 築60年古民家リノベーション
島根県吉賀町にて、木造平屋住宅をリノベーションしました。築60年のこの住まいはトラス梁の小屋組みをもち、和室が連なる座敷ゾーン、通り土間と台所や物置がある土間ゾーンの2つのエリアに分かれています。和室続き間は広いリビングに改修し、土間・台所周辺は間取り変更せずに既存土間を生かして新しいキッチンをつくりました。元の建物の雰囲気も気に入っているところから、造作や建具などの古材を活かした部分も多くあります。小屋組みを生かした広いリビング空間には薪ストーブを設置し、大きな開口部からは田園風景が広がります。木と石と土で構成された古民家は、自然いっぱいの地域によく似合う魅力的な住まいになりました。
・断熱性能 【既存UA値】3.61W/㎡K →【改修後UA値】0.68W/㎡K
・耐震性能 【既存評点】0.11 →【改修後評点】1.02(多雪区域)
改修後の外観。石州瓦の屋根が印象的です。外壁を杉下見板張りとしています。
玄関引戸や玄関照明を木製造作しています。照明のガラスには既存のデザインガラスを再利用しました。
トラス梁の見えるリビング空間。杉板の床と天井、壁は珪藻土塗で仕上げています。
既存の鴨居、ガラス障子などを積極的に利用しています。
窓から見える風景。
リビングに設置した薪ストーブ・AGNI-C。
通り土間には島根県産の福光石を敷いています。
白いタイルの壁とステンレスシンクを置いたキッチン。
石州瓦の切妻屋根が印象的です。
改修前の外観。正面は漆喰の外壁でした。断熱改修と合わせて杉板の外壁に改修しました。
改修前の室内です。元の家の雰囲気も多く残した改修となりました。