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山口市大内 築50年古民家リノベーション

| リノベーション, 施工実績

山口市大内にて、築50年の木造住宅のリノベーションを行いました。元は祖父母様が暮らしていた住まいです。譲り受けた住まいをリノベーションして、ご家族3人で暮らす住まいをつくりました。2階建て住宅ですが、2階部分は手を加えずに、主に1階部分を改修しています。元々あった和室2室をLDKに、既存の台所を寝室とランドリールームに改修しました。玄関や浴室・トイレなどは位置はそのままで窓や内装を少し手入れしました。既存のまま使える部分はできるだけ利用することで、コストを抑えながらリノベーションを行っています。床やカウンターはヒノキ材を使い、壁は珪藻土で仕上げた自然素材の住まいです。南側に広く開口部を設けた勾配天井のリビングは明るく気持ちの良い空間になりました。

・断熱性能(1階) 【既存UA値】3.29W/㎡K →【改修後UA値】0.88W/㎡K

改修後の外観です。外部は1階部分の窓や玄関引戸の改修に合わせて、外壁に焼杉板を張っています。2階部分や屋根瓦は既存のままとしています。

玄関は新たに引戸を設置し、壁は左官壁仕上げとしています。

南庭に面して設けたリビングダイニングは明るい空間になりました。壁は珪藻土塗り仕上げ、床材にはヒノキ無垢材を張っています。

リビングの中で、2階の乗っていない平屋部分はその小屋空間を利用して天井高を高く設けています。既存の梁材などを現して、杉板張りの天井仕上げとしています。

リビングが一望できるキッチン。キッチンカウンターもヒノキ板でつくりました。

ヒノキ材と白い珪藻土壁で仕上げたお部屋はとてもシンプルで気持ちよい空間となりました。

リビングに隣接して、小さなお部屋を設けています。お子様に目配りができるように配慮された空間です。

広めに設けたランドリールームも大活躍しています。

住まいの隣の小屋は車庫になっています。木製ガレージドアが印象的です。

改修前の状況です。

解体後の様子。ここからリノベーションを行いました。