山口市徳地 茅葺屋根の古民家改修
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2024年も残りわずかとなってきました。今年も多くの建物を手掛けさせていただきました。ご依頼いただきました方々、一緒に建物づくりに参加していただいた方々、皆様に感謝いたします。ありがとうございました。2025年は1月6日より始めさせていただきます。
今年最後は徳地の古民家改修を行いました。築150年を超える茅葺屋根の古民家の屋根を中心としたリノベーション工事を行っています。劣化の進行が早く、メンテナンスに費用がかかる茅葺の屋根をこのたび小屋組みごと改修し、瓦屋根に変える工事を承らせていただきました。
江戸時代に建てられた茅葺屋根の住まいです。
既存の茅を撤去するところから始めます。小屋組みの梁なども立派な材が使われています。
既存の梁の上に、新しい屋根の小屋組みをつくります。
新しい屋根は石州瓦葺きです。耐久性も高く、永く家を守ることができます。
改修前の屋根
改修後の屋根。屋根のかたちは寄棟としました。寄棟は四方に軒先が出て、建物を風雨や日射から守りやすい屋根のかたちです。外観も端正になります。
2024年は屋根工事までとなり、外壁、その他の工事は2025年に引き続き行う予定としています。