築55年 大空間の古民家リノベーション
下関市豊浦町の築55年の古民家をフルリノベーションしました。祖父が建てた住まいを住み継ぎたいとの思いを酌取り、昔の面影を残しながら、快適な暮らしが営めるように改修工事を行っています。和室の続き間をLDKワンルームとし、上部の小屋裏空間も全て利用して大きな吹抜けを設けています。小屋組の梁などは現しとすることで、構造の力強さも表現することができました。床にはタモ材、造作材・階段はヒノキ、内装には杉板など、適材適所に木材を利用した空間としています。耐震性も現在の基準に適合させることで下関市の耐震助成金を受領することができました。断熱性も向上させることで、大空間を設けながら、「冬でも暖かいです」とのお声をいただきました。空間デザイン、性能リフォームの両立をした弊社の代表的な仕事となりました。